キットで学ぶやさしい電子工作 山崎浩著
先日この本を図書館で借りて読んだ。
序文に
電子回路設計のノウハウは,部品に触れ,半田付けし,測定する過程で得られます。
Mind StormsをLEGO社と共同開発したセイモアパパート教授の「知識は理解の一部に過ぎない。本物の理解は実際の経験によって得られる。」に全く同感です。
とある。
この文章には,強く共感できた。まだ実際の工作に着手していない私が偉そうなことは言えないが,実は秋月電子の定電圧電源キットを購入してみて,手に負えないことは分かったが,眺めているだけで,本では分からない疑問が湧いてきたり,理解が深まったりした。実体配線図を眺めて,プリント基板と比較し,できあがりをイメージしてみる。これぞイメージトレーニングである。
アンプの完全自作はともかく,当初の目的であった,電源回路作りを自分でできないかを念頭にして本を読んでいる。
電子工作の本も少しずつ読んで,少なくとも,このキットの前に,トランスと整流回路が必要であることは理解できた。
そろそろ工具も少しずつ揃えていこう。
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