パンドラの箱

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて,新年早々縁起でもないタイトルだが,写真を見ていただければ,オーディオ歴の長い人には分かるかもしれない。
マイケルソン&オースチンの真空管パワーアンプTVA-1である。
何故これが手元にあるのか。実は正月で実家へ行ったとき,持ってきたのだ。
実家を出て宿舎住まいになったとき,かさばるので置いてきたものだ。
数年前までは音出しができたが,その後実家のスピーカーのウレタンエッジがぼろぼろになってしまい,鳴らせなくなってそのまま置いてあった。
当然コンデンサーの劣化が進んでいるであろうし,中を見たこともないので,清掃して中を見てみようと思う。コンデンサーから液が漏出していたり,膨らんだりしていないか確認してから,安いスピーカーをつないでみようと思う。
もちろん異常があればレストアしてもらうつもりだ。
実家は冷蔵庫や洗濯機が20年以上故障しないという湿気の少ない家で,そのお陰でこのTVA-1も無故障であった。だから奇跡を期待したい気持ちになる。
果たしてこれを持ち込んだことがパンドラの箱を開けたことになるのかどうか,続報を気長にお待ちください。
スポンサーサイト