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長年の趣味であるオーディオを中心に,ジャズボーカルなどなどの音楽,読んだ本や日々の出来事についての雑感などを書いていきます。

オフ会の余韻

 (オフ会の感想は土日にじっくり書きます。)
 無事オフ会も終えて,オーディオ関係も(少しは)意欲が出てきた。
 目の前には,CDドライブ(Premium2)が分解したまま放置してある。この機会に少しは手を加えようと思ったからだが,かといってすぐに手をつけるでもなく,まだ考えているだけである。
 もともと前に大天使心得さんの指導の下でIEEE変換基盤用クロックを付け替え,次にjillart さんの指導の下でPremium2用クロックを付け替え,その後通常ドライブケースからhamondさんの方式にヒントを得てコーリアン板で上下をサンドイッチするスタイルに(初めて自力で)変更し,絹巻き+カテゴリー7LANNケーブル使用IEEE1394自作をしたところで力尽き,満足してしまって手を加えることもないままになっていた。
 今回三島のKさんが興味を持たれていたので,どのような工作か説明するため分解したわけだ。

 前からの課題といえば,クロックの電源部に,コンデンサーをパラレルにすることとか,貧弱な電源配線ケーブルの強化交換とか,Premium2用クロックを入れたケースを,ドライブケースと一体化するとか色々あるのだが,全て課題のままになっている。今年の夏休み(あるいはそれまで)には,この辺りもやってみたい。

 ところで,昨日届いた本が2冊。畠中恵の「ちんぷんかん」と「リスニングルームの音響学」(石井伸一郎著)だ。いわゆる石井式とサーロジック式とでは,直感的には?-ロジックの方が好ましく感じているが,石井式のアプローチ方法を理解しておくのも意味がないことでもないだろう。



 そして今日は朝キヨスクに寄ったとき,SSD特集をしていた日経PC21とブルータスの居住空間学2010を購入。帰路,定期購読のMJを取りに行くついでにダイムとトランジスタ技術を購入と,色々散財してしまった。めったに買わないトランジスタ技術は,電源設計特集ということで,資料的に使えそう(今すぐにはともかく)な気がして買っておいた。

☆ 通勤で読んでいた畠中恵の「まんまこと」と,先日来風呂で読んでいた荒俣宏の「新帝都物語 維新国生み篇」をたまたま同日に読み終えた。畠中恵は,文章がうまい上に設定も結構奥深い。新帝都物語は,ちょっとストーリーがぶっとんでいる。


どっこい生きてます

 皆様ご無沙汰しております。ブログ記事も,書くのが習慣のうちは何ということもなくタイプできるのですが,ちょっと間が空くとますます気力が要ります。だからMr.T2さんAcoustic Taoさんはとてつもなく凄いと思います。
 この間,書きたいことが全くなかったのではありません。巡回やら,仕事やら,オフ会関係の連絡やら,色々やっておりました。そしてCDや本もいくつか入手しました。しかし,自分のオーディオをいじるという方向では全く動かずです。
 ただ,何もいじっていないのに,戯れる会の巡回でHD-7Aを鳴らした後,DV-60で聞くCDの音まで好調になっていました。これがトレーニング効果なのでしょうか。

 幸いこの2週間ほど,ちょっと仕事が谷にさしかかってきて,少し余裕が出てきました。この調子であれば,ゴールデンウィークには,少し部屋の整理とオーディオ遊びもできそうで,とても楽しみです。何をやるか,次の記事で目標を書くことにします。そうでもしないと腰が重い私は,だらだら音楽を聞いて終わってしまいますから。
 今日は欲張らずにこのぐらいにしておきます。
ではまた。


身の程を知る

snow
(1月13日の雪景色です。)

 「贅沢は敵だ」という嫌な標語のポスターが戦時中(太平洋戦争)にあったという。そこに「素亅という文字を落書して全く反対の意味に変えてしまった人がいた。これこそ反骨精神と発想の転換である。

 今日読み終えた林望の「帰宅の時代」に「センス・オブ・プロポーション」という言葉があった。これは「身の程を知る」あるいは「身の丈にあった使い方」が大切だが、その「程のよさ」を知る平衡感覚のことだという。普段の生活は平衡感覚のある人でも,趣味の事になると,この「センス・オブ・プロポーション」を忘れて無理をしがちである。そういうお金の使い方は,インテリジェンスを感じさせないという趣旨のお話だった。

 このブログの名前も,「センス・オブ・プロポーション」に由来している。背伸びせずに,資金が掛けられないところは工夫で補って,ミドルレンジの資金でも良い音を出そうという気持ちを表したものである。

 幸い,師匠筋や友人の指導とアドバイス,戯れる会やマルチフォーカスチューニングのお陰で,不満のないレベルに達したと思っている。
 もちろんオフ会でハイエンドのシステムに触れると凄いとは思うけれども,自宅に戻って聞いてみると,これはこれで十分だと思ってしまう。といっても「上がり」とは全く思っていないし,こうすれば良くなるという見通しも持っているから,ゆっくりステップアップしていこうと思う。





オフ会2日目

 昨日は,久しぶりにスポーツクラブへ行ったのと,連休の疲れが重なったので,爆睡した。

 というわけで,今日はオフ会2日目(11日)の報告である。
 朝8時に集合してKさんのパサートワゴンに便乗させていただき,浜松へ向かう。もともと好きなVWであるし,快適な乗り心地で満足していた。途中,超結界の話になって,ヤマテツさんが風呂敷から取り出しセンターコンソール(アームレスト)にポン置きした。いきなり,車の乗り心地が良くなる。運転していたKさんも効果がはっきり分かるという。私に言わせれば,安定感が増して,道路に吸い付くようになるのだが,逆に滑るようだという表現の人もいた。道路が,普通の道路から,舗装したばかりの道路に変わった時の様だというのが,分かりやすいだろうか。

 そして順調に浜松市郊外のBlueさん宅へ到着。と言いたいところだが,直近になってナビがずれたのか,道に迷った。実際はすぐ近くだったようで,Blueさんに電話して迎えに来てもらい到着した。

 相変わらず綺麗なお宅である。
 オーディオは,事前に,セッティングを横配置から縦配置に変更されたことは聞いていたが,実際見てみると,以前と印象が全く違っていた。スピーカーからの距離が取れるようになり,成功のように感じた。

 改めてシステムを見ると,ほとんどがカナダ製(一部アメリカ製)で,リスニングルームも全面吹き抜けと,日本離れしている。
 自作スピーカーは,4Wayで,現在はクロスオーバーネットワークで構成されているが,ユニット間の繋がりも滑らかである。工作は,BlueさんのHPに紹介されているが,ユニットの周囲のホーン形状など,とても滑らかで,素人離れしている。
 配置以外の,大きな変更は,G-25Uと自作ルビジウムユニットの導入であった。

 CDとアナログ(ステレオとモノラル)を色々聞かせていただいた。今回感じたのは,リボンツィーターによる丸まらない高音と18インチ(約46センチ)ウーファーによる,無理のない低音の威力だった。このCDには,こんな低音が入っていたのかと,曲の印象が変わってしまうものもあったほどだ。
 全体に器楽系は文句なしに良いのだが,ボーカルだけは,私の好む,前に出てくるものではなく,楽器と一緒に奥に展開するスタイルで,私には少々残念だった。もっともここは好みの問題かもしれない。

 不思議なことに,ここでは超結界のポン置きは,目覚ましい効果を挙げなかった。ヤマテツさんほど場数を踏んでいると,効果が出るか,出ないか分かるらしく,あまり積極的ではなかった。ハイエンドになるほど,効果が出にくいという話なので,それだけハイエンドサウンドだということなのだろう。

 Blueさん,今回も美味しい奥様の手料理でもてなしていただき,ありがとうございました。


オフ会1日目

 一昨日,昨日と一泊でオフ会に出かけていた。久々の戯れる会中部例会である。一昨日は三島のKさん宅,昨日は浜松のBlueさん宅である。Kさんには先日拙宅に来ていただいたので,こちらも伺わねばと思っていた。Blueさん宅はたしか4回目だろうか。それでも随分間が空いてしまっていた。それで今回のオフ会を企画したわけだ。
 今日は1日目の話を書いておく。
 Kさん宅は,ビルの上階だった。玄関を過ぎると,そこは別世界だった。私が連想したのは,インターナショナル・オーディオショー(以下「IAS」と略称)の窓のない試聴室だった。全ての窓は,何とKさん自身の工作で,塞がれ,スピーカーの背面も,本来全面窓だったのが,内側の全面に壁を作ってある。石膏ボードに,表面は珪藻土を塗り,裏には断熱材?を仕込んであるという。いい加減な細工だと本人は謙遜されるが,どうしてどうして。単身赴任で時間があったって,とても同じことをしようとは思わないだろう。

 IASを連想させた理由は,他にもあって,それは高級機器がゴロゴロしていたことである。以前憧れていたオクターブのプリとメイン(しかもモノラル2台),LP -12,アバロンのダイヤモンド等々,全部紹介するとそれだけで1回分の記事になってしまう。逆立ちしても手が出ない機器たちだ(一点豪華主義なら何とかなるかもしれないが,団体では永遠に不可能)。

 最初にPCオーディオ(プレミアム2→ワイスDAC2→プリ)で聞かせてもらったときの印象は,メモによれば,「ハイエンドにしか出せない,丸まらず,無理のない高音,だが,ボーカルの温かみはちょっと薄い。」というものだった。僕の好みからすれば,バックの楽器はともかく,声は前に出てほしい(私にだけ囁いてほしい(笑))のだが(ステージでバックバンドの前で唄っている感じ),全体に奥に引っ込んでいるように感じられ,声のドスが足りなく感じた。課題だという低音については,締まった低音だが,不足してはいないと感じた。その印象は,マジックDSでの再生では,また変わって,よりピラミッドバランスになって好ましかった。

 耳の良いアステアさんが,100-150Hzが足りない,左のスピーカーの位置が左側面の壁に近すぎて壁の影響を感じると指摘され,もう少し左右のスピーカーの距離を狭め,少し奥にしたらと提案されたが,Kさんは動かす決断がつかないでいた。

 そこでヤマテツさんが到着し,しばらく聞いたあと,Ge3グッズのテストになだれ込んだ。私は要石15が気に入った。試作の箱付き電源ケーブルもなかなかであった。

 驚かされたのが乙であった。立派にハイエンドの音がする。もちろん超低音が出るわけではないが,ボーカルであれば,これで十分ではないかと思わせた。
 その乙を手に持って動くことで,スピーカーのベストポジションを探すというのを何時もやっているとヤマテツさんが言うので,実演してもらうと,アステアさんの指摘した移動すべき位置とビンゴであった。さすが凄耳のアステアさんである。

 会食後戻ると,突然Kさんがスピーカーの位置を移動させ始めた。やはり乙の実演の説得力は大きかったようだ。そして動かしてから聞いてみると・・・,私好みの音にぐっと近づいていた。アステアさんの指摘した低音のディップも埋まっていた。音のグレードが全体として上がり,遠くまで音が届くようになった。こうなると高級機器の威力が発揮されてくる。最後は,部屋の広さを生かした,素晴らしい音になった。そうこうしているうちに10時を周り,お開きとなった。 (続く)